せいあん!

西安が大好き、特に大唐西市周辺に異常な愛情を捧げるブログです。

西安大唐西市博物館(その21:2階常設展⑯製紙と木版刷り)

2017年12月2日(土曜日)。

2階常設フロアの紹介を続けます!(^-^)

 

フロアレイアウトで⑯製紙と木版刷りの場所を確認しましょう!

オレンジ色のエリアの左壁の列の最後になります。

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このコーナーは模型の中に、大唐西市遺跡からの出土品が展示されています。

いつもはここで全体の様子を見ていただくのですが、今回は先に説明パネルをご覧くださいね。☟

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この⑯のコーナーは一つの模型セットになっています。

ガラスで仕切られた模型の奥行きが広く、パネルはその一番奥にあるので少々ピンボケしております。

見にくいと思いますが、お許しください。m(_ _)m

 

では、下の写真で模型正面の様子をご覧ください。

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まずは玄関の様子を。

いきなり塀の上から覗き見は失礼なので、玄関から一言ご挨拶。(^o^)丿

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この工房の中では、紙は作られていません。

タイトルに「製紙」とありますが、製紙はパネルの説明だけです。

紙は他の場所で製作され、たぶん、この今まさに玄関を入ろうとしている人が天秤で担いで運んできたんだと思います。

 

では、向かって左側を覗いてみましょう!

木版印刷の作業現場です。

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まず、①②の紹介をします。

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①辟雍硯(辟雍砚)唐代(西暦618年~907年)【大唐西市遺跡出土】

②風字硯(风子砚)唐代(西暦618年~907年)【大唐西市遺跡出土】

 

百度百科で紹介されている木版の作成から印刷までを簡単に訳すと以下のようになります。

第一工程:木版の上に文字等を彫刻し、不要な空白部分を削ると、1~2ミリ文字が浮き出る形になる。

第二工程:彫刻が完了した木版を熱湯で洗い流し、木屑を取り除く。

第三工程:円柱形平底の刷毛で墨汁を均一に塗る。

第四工程:紙を木版の上に置き、刷毛で軽くなでる。

第五工程:木版から紙を剥がし、日陰で干す。

 

この1~5を参考にして上の写真をみると・・・・・・。

写真左上の職人さんは、木板に文字を彫刻しています。

その手前の人は丸太をのこぎりで切っているようですが、これは何をしているの???

①②の出土品の下で桶に木版を漬けているのは、第二工程の作業でしょうか?

その手前は、第四工程、印刷中。

座り込んで木版を拭いている二人は、第二工程終了後に拭いているのか、それとも印刷し終わった木版の墨汁を拭いているのか???

 

 

では、右半分も覗いてみたいと思います。

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まずは③から。

十二峰灰陶硯(十二峰灰陶砚)唐代(西暦618年~907年)【大唐西市遺跡出土】

 

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④陶峰硯(陶峰砚)唐代(西暦618年~907年)【大唐西市遺跡出土】

 

右側の作業で分かるのは、第五工程の日陰干し。

でも、ここでは思いっきり露天。(笑)

建物から出たすぐのところで机について作業しているのは、乾燥し終えページ毎にまとめてある印刷用紙を製本中???

 

 

模型の作業内容について、文字での細かい説明はありません。

音声説明を聴けば分かるのかな~?

そこまでせず、中途半端ですみません。

それでも、以前は「あ~、模型ね~」と眺めるだけ眺めて通り過ぎていたコーナーに出土品が展示されていることにも気付いたし、百度百科で木版印刷の工程もチェックしました。

このブログのおかげで、色んなことに気付いたり、勉強できて、私はとても嬉しいデス!\(^o^)/