せいあん!

西安が大好き、特に大唐西市周辺に異常な愛情を捧げるブログです。

西安大唐西市博物館(その24:2階常設展⑱葬儀産業・医師と薬屋) ※2018年7月20日_医師と薬屋部分加筆

2017年12月9日(土曜日)分の博物館の紹介です。\(^o^)/

今回はいきなり紹介を始めちゃいます!!

下のレイアウトをご覧ください。

今回ご紹介する⑱「葬儀産業・医師と薬屋」は、オレンジエリアのラストです!!

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8月末から紹介を始めた大唐西市博物館。

1階・3階・4階の常設・臨時展示や催し物の紹介も行いながら、これでメインとなる2階常設展の約半分の紹介が終わることになります。

学校冬休み前に半分まで辿り着けました~~~!!!(*^-^*)

達成感~~~を感じます。(まだ半分ですケド)(笑)

気合い入れて写真貼りますよ!

今回、いつもより多いんです。

二つに分けようかとも考えたんですが、内容の区切りのいい場所で分けると、ボリュームに偏りができるので止めました。

オレンジエリア最終回の記念スペシャル!

・・・・・・、読まれる方は大変かも。(^^;

文字は多くないハズですので、根気よくお付き合いください。<(_ _)>

 

まずは全体の雰囲気をごらんください。

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 ☝は⑰で紹介した三花馬の前から写した写真です。

☟は反対側から写したもの。

このコーナーがとても広いことが分かると思います。

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では、進行方向の手前から、順に見ていきたいと思います!。(^^)/

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タイトルで私は「葬儀産業」と書いたのですが、説明パネルには「葬儀服務」と中国語をそのまま日本語に置き換えてあります。

でも、日本語の「服務」では意味が通じません。

かと言って、英語訳の「サービス」もそぐわない気がして、勝手に「産業」と変更しました。

パネルの日本語説明の中の「服務」は「サービスを提供」と読み替えてください。

 

では、鎮墓俑の一種、天王俑から!

私、各俑の腰を捻って片手を振り上げたポーズが大好きです。!(^^)!

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下のパネルは「医師と薬屋」のコーナーのすぐ手前に掲示されています。

でも、これから説明する「天王俑」を紹介したパネルなので、前倒しで貼りますね。

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以下、簡単に訳してみました。

「天王俑」

天王とは仏教において力、正義及び秩序を象徴する代表であり、護法天神とも呼ばれています。仏教極楽世界には「四大天王」、俗称「四大金剛」が存在しており、彼らを東方持国天王・南方増長天王・西方広目天王・北方多聞天王と言います。天王俑の副葬は、墓の主を保護し西方浄土へと導き、平穏に過ごせるようにすることを目的としています。

 

上の写真では天王俑が小さいので、少しアップにしたものをご覧ください!(*^-^*)

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四体とも、三彩天王俑(三彩天王俑)、唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵のものです。

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右から説明します!

  • 彩絵鶴冠天王俑(彩绘鹤冠天王俑)
  • 彩絵天王俑(彩绘天王俑)
  • 粉彩天王俑(粉彩天王俑)
  • 三彩天王俑(三彩天王俑)

以上、全て唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵のものです。

 

全体を写した写真を見ていただくと分かるんですが、下の一体だけ独立して立っています。

彼は「武士俑」なので、「天王俑」とは分けて展示されているようです。

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三彩武士俑(三彩武士俑)、唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵です。

 

ここからは埋葬品の十二支俑他をご紹介!

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最初は上の写真の上段右側から、3体・3体・4体の順でご紹介します。(*^-^*)

全て唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵です。

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  1. 十二支の「猪」俑(十二亥“猪”俑)
  2. 十二支の「犬」俑(十二戌“狗”俑)
  3. 十二支の「猿」俑(十二申“猴”俑) 

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  1. 十二支の「羊」俑(十二未“羊”俑)
  2. 十二支の「馬」俑(十二午“马”俑)
  3. 十二支の「蛇」俑(十二巳“蛇”俑)

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  1. 十二支の「龍」俑 (十二辰“龙”俑)
  2. 十二支の「虎」俑(十二寅“虎”俑)
  3. 十二支の「牛」俑(十二丑“牛”俑)
  4. 十二支の「鼠」俑(十二子“鼠“俑)

 十二支なのに10体しかいない!!

どれがいないんだ???と干支を数えようとしていた時、ボランティア解説者の声が聞こえてきました。

耳をそばだてていると、どうやらこの日が初めてのようで、側についている女性から励まされながら懸命に説明を継続。

展示に不在なのは鶏と兎。

理由は墓の主である夫妻の干支が鶏と兎らしいとのこと。

埋葬者の干支も十二支に含めるのかな?

気になってネットを検索していたら、なんと!大唐西市博物館ボランティア解説員の解説原稿を発見しました!!(*^^)v

原稿によると、上述の内容は確かです。

墓室の四隅に3体ずつ置くのが一般的らしいのですが、だとすると墓の主の干支を合わせて12とするなら、各方角に3体でなく、墓室全体に十二支が揃っていればいいということ???

原稿にはあくまで「推測される」と記載されていました。

 

では続いて下段の右半分。

3以外は、唐代(西暦618年~907年)、全て大唐西市博物館所蔵です。

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右から、

  1. 三彩枕(三彩枕)
  2. 緑釉陶鶏(绿釉陶鸡)
  3. 四神十二支鏡(四神十二生肖镜)※隋代(西暦581年~618年)

下段左半分!

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同じく右から、全て唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵です。

  1. 陶羊(陶羊)
  2. 緑釉陶羊(绿釉陶羊)
  3. 緑釉陶豚(绿釉陶猪)

ここからは次のブロックの鎮墓獣と武士俑をご紹介します。(^^)/

大きさの違いはここで見てくださいね。

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まずは鎮墓獣から!

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右から、

  1. 三彩鎮墓獣(三彩镇墓兽)
  2. 彩絵鎮墓獣(彩绘镇墓兽)
  3. 三彩鎮墓獣(三彩镇墓兽)

全て唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵です。

鎮墓獣、墓を守るため怖い顔で威嚇しているんですが・・・・・・。

真ん中は手を上げてる姿が可愛いし、左は顔の表情が犬みたい!!

可愛い~~~と思うのは、私の目がおかしいんでしょうか?(笑)

 

☟は彩絵武士俑(彩绘武士俑)。

唐代(西暦618年~907年)、大唐西市博物館所蔵です。

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ここまでが「葬儀産業」部分です。

 

ここから、「医師と薬屋」の紹介に入ります。

終了まで後少しですよ!

頑張って読んでくださいね。(*^^)v

全体の様子をご覧ください。

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上の写真の左端にあるパネルです。☟

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上の写真、上段右からご紹介!

  1. 青蛤(青蛤)
  2. 黒釉葫芦瓶(黑釉葫芦瓶)※「葫芦」は「ひょうたん」です。プレートの日本語表記には「葫芦瓶」とあるので、念のため。
  3. 紫水晶紫水晶※隋唐長安城遺跡保護中心所蔵
  4. 緑釉葫芦瓶(绿釉葫芦瓶)
  5. 石英石英

下段右から。

  1. 白磁小罐(白瓷小罐)
  2. 白磁小盂(白瓷小盂)※「盂」は口の大きい鉢や碗のような器のことです。

この写真の展示品は、唐代(西暦618年~907年)大唐西市遺跡出土、上段の3は隋唐長安城遺跡保護中心の所蔵です。

 

展示品の紹介はこれで終了です。

残り、パネルのアップを貼って、終わりにします!

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上の左:銀の薬ケース(現在、陝西省歴史博物館所蔵)

上の右:

図の左上から横に1~9。

1.黄芪 2.紫石英 3.当帰 4.白朮 5.川弓 6.朱砂

7.茯苓(ぶく りょう皮 8.当帰茯苓の固まり 9.茯苓

 

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 ☝唐、孫思邈(そんしばく)『千金方』影印本抜粋

 

これで、オレンジエリアの紹介を終わります!!
今回、長かったですね~。
皆さん、ここまで読み続けてくださってありがとうございました!!
今後も引き続きよろしくお願いいたします!(*^▽^*)

 

※2018年7月20日加筆

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先日、博物館に行くと、あれ?何か違う???☝

と違和感を発見。

ブログの写真と見比べると、☝の写真の赤い四角の部分に新し仲間が増えていました!\(^o^)/

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【錯金針灸銅人】/ 漢代 / 紀元前206年~紀元220年 / 大唐西市博物館所蔵 

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【 医療処理道具】(薬瓶・乳棒・薬さじ)

漢代 / 紀元前206年~紀元220年 / 大唐西市博物館所蔵 

 

これらの展示物、どこかで見た記憶が~~~。

と記憶を手繰っていくと・・・・・・。

「漢代」で思い出せました!!(^^)/

春節明けに4階特設展示で開催された「青銅器展」に出展されていたんです。

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この展示、ブログでご紹介しようと思って撮影はしたんです。

でも、時間が足りなくて延び延びになって・・・・・・、今に至っています。(^^;

その時の一部が、通常展に参加!!

遅ればせながらこの機を利用し、この数点のみご紹介いたします。<(_ _)>