せいあん!

西安が大好き、特に大唐西市周辺に異常な愛情を捧げるブログです。

「第1回シルクロード国際文化交流会」で舞台『駝鈴伝奇』を観劇!

2018年5月31日(木曜日)、晴れ。

今日も工事現場にいるような教室の中で授業を受けました。

私たちが使っている教室は、東館の最上階の6階です。

その天井から直接振動が響いてくるということは、屋上で作業をしているんだと思います。

午前中4時間、床や机の振動を全身に感じながら授業を受ける・・・・・・。

クラスメイトのみんなも、頭がクラクラすると言っていました。

先生方は声を張らないと生徒に聞こえないので、喉に負担がかかります。

工事は始まったばかり。

来学期からは別の建物で授業を受けるそうですが、今学期、残り実質14日間、この環境に耐えねばなりません・・・・・・。(T_T)

 

さて、昨日アップした記事の冒頭で、プラタナスの幹の皮が剥がれ落ちているとご紹介しました。

そして、掃除が大変そうだな~とも。

本日午後、太極剣の授業を受けに行くため校内を歩いていると、☟のような情景を目にしました。

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西門から体育館までは、わずか700メートル程度の距離です。

その区間を、3人の清掃員さんが掃除されていました。

掃き集められているもの、プラタナスの皮以外、何もありません。

太極剣を教えてくださっている先生のお話では、清掃員さんは校内の道路を1日3回清掃するんだそうです。

なので、プラタナスの皮が落ちて来なくても清掃はすることになっているんだと思いますが、この皮が落ちてなければ清掃はずっと楽なはず。

掃いて集めたと思ったら、それを回収する前にもう次が落ちてきている。

脱皮し終わるまで、この繰り返しが続きます。

清掃員さん、お疲れ様です。m(__)m

 

そのプラタナスの皮、私の頭上に落ちてきました!( ゚Д゚)

けっこうな 大きさでしたよ。

バタッ!!と落ちてきました。

幸い日傘を差していたので脳天直撃は回避できましたケド、びっくりしました。(笑)

普段、プラタナスの木陰の下を歩く時は、直射日光を浴びないので傘を差さないのですが・・・・・・。

暫くは、日傘は差しておいた方がよさそうです。(^^;

 

では、今回の本題に入ります!

5月26日(土曜日)、学校の手配で舞台を見に出かけました。

場所は、西安郊外の『滻灞区生態区華夏文旅西安度假区』にある劇場です。☟

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西北工業大学からこの劇場がある場所まで、20キロ少々。

この日は土曜日の上雨が降っていたので、片道1時間くらいかかりました。

だいたい、上の図の緑のルートを通ったと思います。

☟はチケット。

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チケット代、248元。

1元=16円で換算すると、約4,000円です。

学校行事で参加を募ると、とりあえずみんな申し込みます。

ところが、嘆かわしいことですが、当日になって無断で欠席する生徒があまりに多いため、今回からディポジットとして100元払い、ちゃんと参加したら返してもらうというシステムになりました。

それでも、時間に遅れ、バスに乗り損ねた生徒がいたんですよ。(^^;

 

現地に到着した頃には、雨は小降りになっていました。

外はすごく寒かったです!

かなり広い場所なので、駐車場から劇場まで歩いて行きます!

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ここは、高速の「杏園南料金所」のすぐ側すぐです。

 

劇場の中はこんな感じでした。

すごく天井が高くてビックリ!

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今回の舞台は「第1回シルクロード国際文化交流会」のプログラムの中の一つです。

この交流会は、西安で留学・就労・生活している外国籍の人々500名余り、更に学者の方々・大学生・西安市民の皆さん2000人余りが参加する予定と、案内には記載されていました。

この劇場だけでなく、他の場での交流があったんだと思います。

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最初に、主催団体の責任者の方のご挨拶があった後、西北工業大学の留学生8名が留学生代表として主催団体から「駱駝の鈴」を授与されました。☟

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更に、その後、西北工業大学の留学生(ブルンジ共和国ザンビア・マレーシア等)20名が中国語の歌を披露しました。

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ブルンジ共和国・・・・・・、どこにある国なんでしょう?(恥)
いつもお世話になっているWikipediaでさっそく検索。
でアフリカの内陸に位置する国家。ルワンダコンゴ民主共和国タンザニアと国境を接している。多数派のフツと少数派のツチの間で対立があり、1962年の独立以降、たびたび衝突し1993年には内戦にまで発展している。
だそうです。
本当にいろんな国から留学に来てるんだなあ~。

 

その次に、スペインからの留学生がフレンチカンカンを披露。☟

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私はスペインだけしか聞き取れてなかったので、最初、フラメンコを踊るのかな?と思っていました。(笑)

この人たちは西北工業大学の留学生ではありません。

 

そして、西安出身の歌手「曹軒賓」氏が古琴とピアノの音色に合わせ、陝西省の方言で1曲目「別君嘆」を披露。

この曲はの歌詞は、唐代の詩人「王維」が西北辺境に赴く友人を見送る際に詠んだ詩です。

唐代の言葉に近いとされる陝西省漢中の方言で歌うことで、現代のように簡単に往復できない唐代の惜別の情がより深く胸に突き刺さる・・・・・・、そんな美しく悲しい曲でした。

二曲目は、タイトルを訳すと「夢は未来にある」のような感じの、明るい今風の曲でした。

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☟は「曹軒賓」氏が舞台で歌っている所なんですが、小さすぎてよく見えません。(^^;

 

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ここまで終わって、短い休憩が入り、そして・・・・・・。
『駝鈴伝奇』が始まりました!

 

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『駝鈴伝奇』は、駱駝使いが年老いた父母・新婚の妻と別れ、西方へと旅立っていく様子を紹介したものだそうです。

☟母との別れ。

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☟妻との別れ。

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上の二つは、舞台ではなく、客席のすぐ前にしつらえられた小さな壇上で演じられています。

 

☟の場面に入る前、突然、目の前の景色が動き始めました。

客席全体が回転を始めたんです!

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劇が始まる前、右端に見えていた二階建ての家が目の前まで移動し、そして、左右に割れて、部屋の中が見えるように!

部屋の中では、3D映像で新婚の夫婦が別れを惜しみ、最後に夫の背中を流していました。

上から下りて来た赤いリボン。

これが何を意味するのか、私には分かりません。(笑)

 

駱駝使い、旅の途中。

背景の万年雪を戴いた風景から、たぶん新疆か中央アジアに到着。

ふと上を見ると、空飛ぶ絨毯で仙人のような人が下りてきました。

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本物の駱駝も登場!!

この辺りは、美しい景色と華やかな踊りが続きます。

道中危険い遭うことなく、順調に辿り着いた西域各国の繁栄を表現していると想像。

し~か~し~!!!

そんな幸運に恵まれるばかりではありません!!!

盗賊に襲われたり、火山が爆発したり。

雪崩に巻き込まれ、オオカミにも襲われます。

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オオカミ訓練として、訓練された大型犬が登場!!

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オオカミに追われて舞台に駆け上がった駱駝使い役の方、迫真の演技?

靴が片方脱げてしまっても、そのままダッシュ

後から来た駱駝使いの同僚、それを回収して更にダッシュ

雪の代わりの白い物体、舞台だけでなく、前の方の客席にも降って来ました!

掴んでみたのですが、すぐ消えてしまいました。

でも、氷を削ったようなものでもなければ、石鹸の泡でもない感じ。

なんだったんだろう???

 

回る~、回る~よ、客席は回る~~~。

やって来ました、ローマ!!☟

ジュディオングさんの「魅せられて」のような衣装で踊るローマのダンサー。

その下に、出番を待つ大勢のローマ兵。

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客席前の壇上では、東方(中国)の文化を紹介。

このカンフーをやっている人たちは、この後舞台に上がってローマ兵と一緒に踊ります。

シルクロードを通じ、東西文化の融合達成!!!を表現。

 

☟はまだローマの場面。

ここは中国雑技を堪能する場面かな?と。

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上空から吊るされ、クルクル前回りをしている人たち。

引力を無視し、グリコのポーズで鯉のぼりのように真横になってポールの周囲を回る男性。

その横で、

「え???首、吊ってしまいそう!!!!」

と不安におののかせてくれる、首(顎?)にかけた紐だけで体を吊り、高速スピンしながらポールの周囲を回転する女性。(゚Д゚;)

 

客席、移動しました。

ローマからの帰途、バーミヤンを経由。

☟1枚目では、3D映像で崖を掘っていました。

そして、ズン、ズン、ズン。

バーミヤンの大仏が登場!!!

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ここで、駱駝使いのみなさん、西へ向かう唐の僧侶に出くわします。

 

そして、雨の場面。

映像なんだろうと思っていたら、客席にも小雨が!

さらに舞台では、大洪水が発生!

客席に向かっての押し寄せてきます。

私は前から3列目くらいだったので、映像と分かっていても、すごい迫力!!

と、興奮していたら・・・・・・。

雰囲気を出すだけだろうと思っていた小雨が、顔面を叩きつけるくらいの勢いに!!!

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この日は雨で、みんな手元に傘を持っています。

最前列の女の子は、たまらず傘を差しました。(笑)

私も結構ぐっしょり。

遊園地でも水に濡れるアトラクションって人気がありますよね。

周囲からは歓喜の声が上がっていました。(*^-^*)

私はこれを今でも洪水と思っているのですが、つい昨日、Wechat公式アカウントで紹介された内容だと、これは「天から聖なる水が降って来た」とされています。

乾燥した地域を旅する駱駝使い。

もしかしたらバーミヤンに到着した時、手元にはもう水がなかったのかも知れません。

それなら、恵みの雨と喜ぶのも分かるのですが・・・・・・。

それにしても、水量、多すぎませんか?

大仏ごと崖崩れしそうな勢いでしたよ?(笑)

 

そして、やっと・・・・・・、やっとの思いで、長安に戻って来ました!

抱き合って喜び合う夫婦たち。

でも、年老いたお母さんが涙ながらに送り出した息子は、途中でなくなり、長安へは戻れませんでした。

そのお母さんの嘆きの場面もありました。

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そして、唐の皇帝と皇后が各国の使節を謁見、歓迎して、約1時間の劇は終了。

この劇も、場面の説明以外、役者さんは西安の方言でセリフを言っていました。

迫力があり、仕掛けも大きく、とても面白い劇でした。

私個人としては、生駱駝を見れたことでも、テンションが上がりました!!

私は駱駝が大好きなんです。(#^.^#)

しかも、歩みに合わせて背中の瘤の毛がフルフル、フルフル揺れているのが可愛らしくて、目が釘付け。

動画で撮っておけばよかったと、後悔してるくらい。(笑)

このイベントの関係者のみなさん、ありがとうございました。

とても楽しかったです!!\(^o^)/

 

おまけ。

現在、教室が入っている東館は施工中。

その他の場所も、至る所で工事が行われています。

以前からご紹介している校内の公園にある東屋周辺も、また手が加えられていました。

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以前は石が剥き出しだった奇石と池の前の足元が、暗褐色の板で綺麗に整備されました。

他の庭園で、コスモス発見。

☟の花は、これまで見たことないもので、名前が分かりません。

でも綺麗~~~~!!!(*^-^*)

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そして、5月は色々行事が多く、大唐西市城方面の観察がおろそかになっていたら・・・・・・、いつの間にか、地下鉄工事の囲いが設置されていました!

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久しぶりに遣唐使船のイルミネーションが光っていましたが、道の向かい側、そこまで行かなくても歩道からでさえ、見ることができなくなっていました。(T_T)

広場側からなら今まで通り見えるんですが、すぐ後ろにグレーの囲みがあって、見た目がイマイチ。

西安にはもう一年いる予定ですが、私がまだ西安にいる内に、元に戻る可能性、あるでしょうか???

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☟は昨年9月末に撮影した夕焼けです。

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やっぱり、遣唐使船が直接見える方がいいな~。

 

それでは、今回はこれで終わりです。(*^-^*)