せいあん!

西安が大好き、特に大唐西市周辺に異常な愛情を捧げるブログです。

西安大唐西市博物館(その57:3階フロア_ 2019年春節、大唐西市城の縁日風景・唐代コスプレ宮廷茶宴体験)

2019年2月8日(金曜日)、今日も曇り。

でも、空気の状態は昨日よりはいいかも?

突然ですが、昨日7日の明け方、ものすごい風が吹いて、その音で目が覚めました。

台風なんて来ない西安なんですが、台風が直撃したのかと思うような暴風!!!

最初、大型トラックが暴走して来たのかと思うくらい、マンション下の地下鉄工事プレハブのトタン板がカタカタ鳴って、ビックリ。

直後、窓が激しくガタガタ震え始めて、眠気が吹っ飛びました。

ベランダに置いている洗濯物を引掛ける架台が目の前で振動しているし、西北工業大学内の道路のイルミネーションが、風に吹かれてかなり斜めに傾いているのも見えるし、遠くからは何かが吹き飛ばされて転がるような音が聞こえてくるし、・・・・・・。

近所の大唐西市城の縁日の屋台が吹っ飛んでないか、激しく心配。

でも、昼過ぎ出かけた時に見ると、どうやら無事だったようで、一安心。(*^-^*)

その大唐西市城の縁日の様子、6日に写したものですが、ご覧ください。☟

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春節2日目の6日は、スモッグが多少発生してはいるものの、頭上には青空が見え、客足もまずまず。
7日は明け方からの大風と共に気温が急激に下がり、スモッグと雲に覆われた灰色の空のためか、人出は少なめでした。

シルクロード風情街」に昨年末くらいからオープンした新疆料理のお店。☟

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☝、「ルクロード風情」の2階も、真っ赤なお店が並んで賑やか!

去年もこんな☟感じの民芸品を売っていたお店、見かけました。(*^-^*)

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☝、昨年11月初旬、インド料理店「紅堡REDFORT」が行った『ディーワーリー』のお祭りの時にも登場した、インドの象神の石像がある広場では、ダンスパフォーマンス。

他にも、「漢服ショー」等あって、今年は去年にもまして、いろんな場所で催し物が行われているようです。

20時半、散歩に出かけたら、縁日はまだまだ人がたくさんいました。

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☟は「大唐西市博物館」前の夜景。

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2月7日(木曜日)は、この☝博物館3階で「唐代宮廷茶宴」を体験してきました!(^^)v

去年は博物館1階フロア―で、お茶の淹れ方を実演していました。

それを博物館の参観者が取り囲んで見学。

淹れたお茶は、小さなコップに注ぎ分けて、見学者に味見させてくれると言うものです。

去年のイベントについては、☟のページでご紹介しています。

西安大唐西市博物館(その38:1階フロア_ 唐代宮廷茶宴体験イベント) - せいあん!

良かったら、ご覧ください。(*^_^*)


で、今年の「唐代宮廷茶宴体験」はといいますと・・・・・・!!!

唐代の衣装を着て、髪を整え、化粧もし、お茶の淹れ方の説明を受け、唐代の茶菓子をいただきながらお茶を飲むというもの!\(^o^)/

実際に、自分で茶葉を引いて、粉にした茶葉を簁にかけたり。

その後は、衣装を着たまま博物館内を散策、色んな所で記念撮影。(*^-^*)

全所要時間は、13時から16時の約3時間。

上述内容なので、無料ではありません。(笑)

168元/人・回です。(1元=16元換算で、約2,700円)


では、体験の様子、ご覧ください!(*^-^*)

あまり自分の顔がデカデカと写った写真を貼るのは気が引けるのですが、今回は私が着ている衣装や、化粧・髪型、体験している様子をお伝えするのが趣旨です。

恥ずかしいのは横に置いておいて、写真を載せたいと思います。(笑)

 

【衣装を着た後、髪結い・化粧】

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衣装は一式綺麗な箱に収められていました。

その箱を開けて、衣装の色を見ながら気に入ったものを選びます。

着付けをしたら、鏡の前で唐代の髪型を作ってもらい、お化粧を施します。

眉毛は目尻は太く、目頭にかけて細くなっていく三日月状。

目もとから頬にかけて、広くオレンジ系の頬紅をしっかりのせ、口紅は濃い色で唇の中心にちょこんと。

そして、眉間には「花鈿(かでん)」。

お茶について教えていただいた先生のお写真、ご覧ください。☟

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こんな感じのお化粧です。

この「花鈿」はシールで転写しています。

「唐代は化粧の都度、描いていたんですか?」と先生に質問したところ、唐代でも貼り付けていたと教えてくださいました。

紙を花や蝶等の形にカットしたものを貼っていたんだそうです。

紙だけでなく、金・銀・貝殻や虫の羽とかも利用していたとか。

「虫の羽」・・・・・・と聞いて、ちょっとびっくり!(笑)

お化粧、ファンデーションは自前のままだったので、私の顔だと皮膚の白さが足りません。

白さを出そうと光で加工すると、肌は白くなりますが、頬紅の色まで白く飛んでしまいまして・・・・・・。

そんなわけで、先生のお写真を使わせていただきました。(^^;

私の写真、顔が大きめに写っているものは、肌色・皺隠しのため、加工してます。(笑)


【茶宴を行う部屋へ移動】

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衝立を開けて部屋に入ると、お茶の淹れ方・飲み方の作法などを教えてくださる先生が出迎えてくださいました。

奥の小さな机には茶器が、手前のテーブルにはお茶請けが準備されていました。

お茶は、席に着いてすぐに出されたものです。

みかんは見たまんまですが、その奥に3個の小さなお茶請けがあります。

ピンク色のものは桃を材料として使っているそうです。

真ん中は棗。

なぜワンセットしか準備されていないのか???

それは、料金を支払って参加していたのが私だけだったから。

7日午後の体験者は、なんと、私一人だったのです!!!

いったい何人ぐらい参加するんだろうと気になっていたので、拍子抜け。(笑)

 

なぜ気にしていたかと言いますと・・・・・・。

2017年9月、「シルクロード風情街」主催で「漢服コンテスト」が行われました。

その時は、合計21人!!!

若い留学生の皆さんの化粧や髪結いを優先してもらっていたら、私は時間が無くなってしまい、簡単な髪形でちょっと残念。(笑)☟

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☝は唐代ではなく、確か明代の衣装だったと思います。

長い顔をカバーするため、ムリを言って前髪を全部下ろしてもらったので、気に入ってはいるんですよ。(笑)

その時の様子、良かったらこちらでどうぞ。☟(*^-^*)

大唐西市シルクロード風情街(漢服コンテスト:当日!) - せいあん!

 

今回も人が多くて簡易バージョンの髪型だったら悲しいな~と心配していたところ、念願の唐代の髪型に結っていただけて、テンション上がりました!!!\(^o^)/

ちなみに、私の他に準備していたお二人は参加者ではなく、博物館の解説員さんと、小学生解説ボランティアの女の子。

この二人と、女の子のお母さんのおかげで、この日の午後はとても楽しい時間となりました。(*^-^*)



ここで、この体験を行っている場所をご紹介します。(*^▽^*)

着替えや身なりを整えた場所も、茶宴を行う場所も、どちらも「大唐西市博物館」の3階。

ずっと紹介を続けている「シルクロード硬貨」が展示されているフロアの一角にあります。

☟のレイアウト図は、「シルクロード硬貨」の紹介から流用。(^^;

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なので、何も印がないのですが、今回の体験は④展示室上側の水色の区画で行われました。(^^)v

 

【お茶の淹れ方実演】

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☝、席に着いて、出されたお茶をいただいた後、先生による唐代のお茶の淹れ方の実演が始まりました。

上の写真は既にローラーで茶葉を粉砕していますが、それまでに、茶器や茶葉を円形に固めた茶餅(各写真の左下にあります)を鑑賞したり、茶餅を大きく砕いたものを火であぶるという工程があります。

この過程、昨年の実演イベントの紹介を書く際にかなり真面目に調べました。

それが今、役立っています。

去年の私、グッジョブ!!(笑)(笑)(笑)

よろしければ、こちら☟も合わせてお読みください。(*^-^*)

西安大唐西市博物館(その38:1階フロア_ 唐代宮廷茶宴体験イベント) - せいあん!

 

ローラーで茶葉を粉砕中(☝)も、粉砕が終わった後(☟)も、白い鳥の羽の「羽」部分と「根本」の部分を使って、細かくなった茶葉を寄せたり、簁に移したりします。

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簁に移し終わると、簁かけスタート。☟

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先生が指先でつまんでいるのは、簁の上の段にある穴の開いたトレー(?)部分。

これを前後にスライドさせて、茶葉の細かな粉末を下に振り落とします。

その時、簁の枠に当てて衝撃を与えてもよいとのことですが、あまり連続すると「ガチャガチャ」とうるさく、宮廷茶宴の雰囲気を損なうので、あくまで適度に。(笑)

 

上の写真、茶器が大きく写っているので、ここで茶器について。(*^▽^*)

この茶器は1987年、陝西省宝鶏市にある宝門寺地下宝物殿から出土した唐代宮廷茶器を、1:1の比率で複製したものです。

昨年のイベントでは、ここで並んでいるものの他に、茶餅の乾燥に用いる火鉢や籠などもありました。

この部屋のテーブルは小さいので、置ききれなかったんでしょうね。

 

簁いかけが終わったら、簁の下段に落ちた茶の粉末を取り出します。☟

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取り出したものは、テーブルに用意してあった壺に移します。

 

この間に、先生の後ろでお湯が沸いていました。

そこへ、岩塩を砕いた大粒の塩を入れます。☟

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塩を入れると、お茶の苦みをやわらげてくれるそうです。

更に、緑茶には体を冷やす効果があるそうですが、塩を加えることでそれを中和することができるのだとか。

 

柄の長いスプーンのようなもので塩を投入したお湯を混ぜます。☟

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塩を溶かすだけでなく、鉢の中のお湯が旋回することで、この後入れるお茶の粉が湯の中で団子状態にくっついてしまうのを防ぐことができます。

小テーブルの上に置かれている柄杓には、鉢の中からお湯を一杯分とってあります。

これは一度沸騰したお茶に挿し水をするためだそうです。

 

お茶、出来上がりました!☟\(^o^)/

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博物館の解説員さん、先生のお手伝い中。(*^-^*)

 

お茶請けを頬張る私。☟(^^;

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先生、私が席に着いた時からしきりと「茶菓子を召し上がってください」と繰り返されていました。

でも、先生の実演をガン見していた私は、まだ何も手を付けていなかったんです。

すると、「お茶を飲む前に、茶菓子を先に・・・・・・」と、先生から更に促されてしまったのでした。

もちろん、これを食べるのを楽しみにして来たんです!!!(笑)

いただきま~~~す!!!☟

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前述しましたが、☝左は桃を材料に使ったピンク色のお菓子と、棗。

ピンクのお菓子は、一口目、「ん?山査子???」と思ってしまいました。

材料当てクイズがあったら、大外れ!!!(笑)

これは2個あったので、一つ、隣に座っていた女の子にお裾分け。(*^-^*)

☝真ん中、これが本命!!

和菓子のようなお茶請けデス。

蓮の形をしていて、中には甘く煮た大粒の小豆が入っています。

中国人の知り合いから、「現代の方がいろんな面で進化しているんだから、現代の物の方が美味しいわよ」と言われていたのですが・・・・・・。

この練り菓子、美味しかった!!

着付け・化粧をしてくださった先生が、唐代の文献を研究し、それに基づいて再現されたものです。

今後、唐代の料理も体験できるようにする予定だそうで、とっても楽しみ!\(^o^)/

2019/2/10追加:

先生のWeChatモーメンツからいただいた練り菓子の写真です。☟

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お茶請けを食べ終え、やっとお茶をいただきました。☟

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唐代はお茶を「飲む」のではなく「食べる」と言い、お茶の粉末も最後にすすって全部飲み干します。

ちょっと塩味のするお茶、思いの他飲みやすくて、美味しいかったデス!(*^▽^*)

 

この後は、【実体験コーナー】!\(^o^)/☟

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☝の上側、ローラーでコロコロ、茶葉を粉砕中。

☝の下側、ローラーについたお茶の粉を、鳥の羽で落としています。

 

☟、茶葉を粉砕し終え、鳥の羽を使って簁の中へ移すところ。

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☝、簁を揺すっています。

この時、私は作業効率向上を求め、中側のトレーを外枠へコンコンと連続接触

優雅さのカケラもありません。(笑)

 

小学生ボランティアの女の子と交代しました。☟(*^-^*)

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☝の上側、彼女も簁かけ。(*^^*)

☝の下側は、簁かけの終わったお茶の粉を、先生が壺に移し替えられているところ。

 

実体験も終了。

みんなで記念撮影!!!\(^o^)/☟

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小学生ボランティアの女の子、黒目がおっきくて、口角が キュッと上がっていて、とてもかわいいのデス!!!

 

この後は、フリータイム!?(笑)

唐代の衣装を着たまま、博物館内を散策しながら記念撮影大会~~~!!!

簡単に言うと、「コスプレ写真撮影会」???(笑)

この時、もし博物館解説員の美女さんと、小学生ボランティア解説員の女の子がいなかったら、私は一人で何をしたらいいのか分からなかったと思います。(^^;

16時前くらいまで、歩きにくい衣装の長い裾を引きずりながら、館内をいたずらに徘徊するだけだったかと。(笑)

或いは人目が気になって、そそくさと3階の部屋に戻り、先生とお話していたかも?

申し込みをしたお客さんがそんなことにならないよう、十分楽しめるように、この体験を主催している会社から、博物館に協力要請があったんだと思います。

 

でも、被写体が私なので、ポーズをとっての撮影はことごとく失敗。(爆笑)

眼鏡を外しているので周囲が見えず、いつも目を細めてしまい、それでなくても小さな目が線のごとき有様・・・・・・。(T_T)

☟の左の写真、これで一番大きく目が開いているです。(^^;

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それに比べると、右側の写真はナチュラルな感じ。

ここからの写真、女の子のお母さんが一緒に回って撮影してくださいました。(*^-^*)

 

博物館の1階で撮影。☟

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こうしてあちこちで写真を撮り、だんだん慣れて来たのか・・・・・・。

最後には、私も解説員さんにつられ、背後の唐代「彩絵侍女俑」と「黄釉舞伎俑」の前でポーズ!(笑)

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慣れって、恐ろしい~~~!!!(笑)

解説員さんは踊りを習っていたそうで、指先までポーズが決まっています!!!

大唐西市博物館の催し案内の写真にも、登場しています。(*^-^*)

 

これで館内散策は終了。

3階のお茶をいただいた部屋に戻りました。

ここで、お茶を一杯飲んで一休み。☟

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私は先生から茶餅を渡され、ポーズ。

約1時間の散策で、戸惑い&恥じらいが消えうせたようデス。(笑)

 

これで全て終了!!!

当日夜、WeChatモーメンツに写真をアップすると、「タイムスリップしたみたい!」と複数の友人からコメントをもらいました。

本当に、そんな気分。(*^_^*)

ただ、相当動きが雑なので、タイムスリップしても宮廷の侍女にすらなれそうにありません。(笑)

次の機会までに(あるかな?)、唐代の時代劇ドラマやドキュメンタリーを見て、宮女の動きを勉強しておきましょう!!!

 

約3時間の体験、唐代気分を堪能した半日でした!\(^o^)/

 

終わり。