せいあん!特別編_2019年4月5日~9日_カシュガル旅行:(その5)老城東側(阿熱亜路・喀日克代爾瓦孜路・艾格来其巷・闊納代爾瓦扎路・奥然喀依巷・恰薩路・Tasty food Plaza・カシュガル空港)
2019年5月18日(土曜日)、曇り。
毎年5月18日は国際博物館の日。
大唐西市博物館でも色んな催しがありました。
1階フロアでイベントがあったり☟、
3階の体験コーナーに金属細工コーナーができたり☟、
臨時展示室で福州海の陶器ロード特別展が始まったり☟、
普段は有料の4階特別展示ホールが無料開放されたり☟。
有料の4階特別展示ホール☝、2018年年初に見学し、ブログでもご紹介しました。
青銅器はその時と同じだったのですが、今、黄金・陶器が展示されているホールでは、シルクの展示が全部撤去され、陶器の展示物が増えていました。
展示物は定期的に変わるようなので、こういうチャンスは有効活用しなくちゃ。(笑)
では、本題に入ります!\(^o^)/
2019年4月のカシュガル旅行、これが最後のご紹介です。
いつもより更に文字数が多くなっていますが、ぜひ最後までお付き合いください。(*^-^*)
目次
- 【観光マップ】
- 【東⑤~⑨(阿熱亜路~喀日克代爾瓦孜路~人民広場)】
- 【阿熱亜路・艾格来其巷⑧⑩~⑭】
- 【東⑮⑯奥然喀依巷】
- 【東⑰阿熱亜路と老城東入り口・Tasty food Plaza】
- 【東⑱⑲闊納代爾瓦扎路・恰薩路・欧爾達西克路】
- 【西②①チニ・バクホテル~カシュガル空港:タクシー配車アプリ使用】
- 【西①カシュガル空港(出発)】
【観光マップ】
これで見納め、地図の登場です!\(^o^)/
カシュガル老城(全体)
最後にもう一度、カシュガル老城をじっくり見てください。(^_^)/
カシュガル老城(解放路の西側)
今回、一番最後に、①の空港が再登場します。(*^-^*)
カシュガル老城(解放路の東側)
前回の残り、阿熱亜路~喀日克代爾瓦孜路~人民広場⑤~⑨、阿熱亜路と艾格来其巷⑩~⑭、奥然喀依巷と東入り口付近⑮~⑰+美食広場(Tasty food Plaza)、恰薩路・欧爾達西克路・闊納代爾瓦扎の十字路周辺をご紹介します。(*^^*)
カシュガル老城以外
残念、この地図はもう出番がありません。
それでは、最後のご紹介、気合を入れて参ります!!!\(^o^)/
【東⑤~⑨(阿熱亜路~喀日克代爾瓦孜路~人民広場)】
4月8日(月曜日)、北京時間14時過ぎ、現地時間12時過ぎ、阿熱亜路を⑤~⑧と移動して、⑨の人民広場へ向かいました。
【阿熱亜路⑤付近】
阿熱亜路のこの辺り、観光案内地図を見るとカッコ書きで「木製器具バザール」と記載されています。
木製器具バザールと呼ばれるだけあって、この辺り☟には「木片手工店」・「木材手工店」(手作り木工品店)の看板がたくさん。
そんな木工品店に挟まれて、「喀什非物质文化遗产传承人家(カシュガル無形文化遺産伝承者の家)」がありました。
看板の赤字の部分には「土陶製造部」と書かれています。
店先では職人さんが土を捏ねていらっしゃいました。☟
許可をいただいて、作業の様子を撮影。(*^-^*)
こちら☟は、職人さんのお店の向かい辺りにあった楽器屋さん。
から吊るされた大小さまざまな楽器。
なんとなく、雫がぶら下がっているように見えませんか?
阿熱亜路を⑥に向けて進んでいると、☟のような銅像がありました。
カシュガルの木彫り文化が紹介されています。☟
【木彫り文化】参考として訳してみます。(*^-^*)
カシュガルの木彫りは幅広く応用されている。知識豊かなウイグル人は一本まるごとの原木を、切る、割る、磨く、穴をあけるなどの工法で加工し、植物の枝や蔓・花・蕾・果実等を変化・組み合わせて大量に用いることで民族の特色を色濃く表現している。
中国の職種分類において、木彫りは「精緻な木工」とされている。一般的にタブノキ・紫檀・クスノキ・シダレイトスギ・銀杏・ジンコウ・ベニノキ・リュウガン・胡楊・ニレ等のような、材質が細かくしなやかで丈夫な、容易に変形しない種類の樹木が選ばれ、立体像・レリーフ・透かし彫り等の多種類の技法を併用する。
カシュガルの木彫り文化は千年もの間繁栄を続け、ウィグル族の風習に溶け込んだ東西文化を包含しており、歴史・文化研究や実用の価値を有している。
訳していて、ふと森薫先生の「乙嫁語り」の2話、小さな男の子が大工の技にあこがれ、大工職人さんの所へ入り浸っていた話を思い出しました。
「乙嫁語り」は19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台とした漫画です。
登場人物の民族衣装や家具などの図案、ひいてはナンの模様まで、とても細かく描かれています。
2話の大工職人さんの回では、木材を加工している様子や、仕上がった柱の浮彫りの細かさ、立体感が素晴らしくて、森先生の技術の高さ、中央アジアへの愛を実感しました。
とても大好きな作品です。
中国にも、先生のファンがたくさんいるんですよ!(*^-^*)
銅像近くのお店。☟
民族衣装、カラフルでキレイ!
でも・・・・・・、民族衣装ゆえに、その民族が居住する地域で着るからこそ風景に映えると思うのです。
シルクロードの起点の西安で着たとしても、やっぱり西安の風景から浮いてしまうと思います。
それを日本に持ち帰ったなら・・・・・・、出番ナシなのは火を見るより明らか。
指し色に使えるような小物を見つける眼力もなく・・・・・・。(^^;
結果、見るだけ・・・・・・。(笑)
【阿熱亜路⑥付近】
住宅街にあるモスク、のはず。(笑)☟
奥に向かって延びているのが、今、歩いて来た阿熱亜路です。
今回のカシュガル旅行3回目、「磨坊巷」で登場した老城内のモスク配置図。☟
老城東側部分は作りがイマイチで、あまり参考にできません。(^^;
☟は、闊納克巴扎路の方向。
屋根が変わっているな~と思ったのと、西安でも売っている「涼粉」と「涼皮」のお店だったので、親近感が湧いて写真を撮ってしまいました。☟
「涼粉」と「涼皮」のお店、ここだけではないんです。
他にもたくさんあります。(*^▽^*)
こちら☟は、老城東側地図⑦辺りから、⑥付近にある住宅街のモスクの方を見た夜景。
4月8日(月曜日)、北京時間21時半過ぎ、現地では19時半過ぎ。
カシュガル、この日の日の入り時刻は北京時間21時26分。
周囲はやっと薄暗くなりかけたところです。
こちら☟は、老城東側地図⑦と⑧に間辺りから、⑥付近にある住宅街のモスクの方角を写したもの。
写真中央、奥の方にモスクが霞んで見えています。
右手の壁には、新疆の地図と「不到喀什,就不算到新疆」というキャッチフレーズ。☟
「喀什」の「什」が「ちびまる子ちゃん」の「花輪クン」の髪型みたい。(笑)
ネットで調べてみると、「花輪クン」の髪はここまでクルクル回っていないし、なびく方向も逆。(^^;
でも、くるんと可愛らしい文字を見ると、「カシュガルまでやって来ないと、新疆に来たとは言えないよ💛」と「💛」をオマケしたくなりました。(*^-^*)
老城東側地図の⑦と⑧の間、南側(上の写真だと左側)には広場があります。☟
☝は、⑧の位置から写したもの。
曲がり角には銅像がありました。
職人さん二人が道具を持って作業中。
その前に子供が腰掛けています。
☟、上の銅像の前を、喀日克代爾瓦孜路の方へ曲がりましょう。(^_^)/
この☝写真の左手、木の枝が屋根のように覆いかぶさって見える道が、喀日克代爾瓦孜路です。
老城東側地図の⑧から、喀日克代爾瓦孜路のゲート方向へ。
ゲートの先は人民東路です。
このゲート、昨年は写真を撮っていませんでした。(^^;
【⑨毛沢東像と人民広場】
ゲートを出て右へ少し進むと、カシュガル市政府の建物があって、その前に毛沢東の像があります。☟
☝は、4月7日(日曜日)、北京時間19時、現地時間17時、カシュガル地区博物館や、 アスラン・ハーンのお墓まで行った後、吐曼橋を渡って戻って来た時に通りかかって撮影したものです。
7日はとってもいい天気。
青空に、赤い国旗とスローガンの看板が映えます。
人民東路の向かいには人民広場があるのですが、この日は歩き疲れたため、目の前にある人民広場へ渡る気力すらなし。(^^;
毛沢東ポーズで写真を撮るのは諦めました。
でも・・・・・・、過去2回、カシュガルに来たらここで写真を撮っていたんです。
おそらく、これが人生最後のカシュガル訪問。(大袈裟?)
なのに、今回、写真を撮らずに帰ってしまったら・・・・・・、絶対、後悔する!
そこで、翌4月8日(日曜日)、老城東側散策のついでに、人民東路を渡ってやってまいりました!☟\(^o^)/
「2019」と書かれた赤くて丸い飾り付けには、英語で小さく「happy new year」の文字が。(笑)
春節前から設置されている飾り付けなんでしょうね。
撮影時から既に1か月以上経つので、今なら新しい飾り付けに変わっているかも知れません。
青空バックに正面からの毛沢東像&灰色の空に同化しそうな毛沢東像。☟
右の曇り空の写真は、通りすがりの方に撮っていただいたものです。
曇っているようで日差しはけっこう強く、日差しを遮ることに気を取られ、毛沢東ポーズ・・・・・・、忘れていました。(^^;
【阿熱亜路・艾格来其巷⑧⑩~⑭】
先ほどの喀日克代爾瓦孜路を、老城東側地図の⑧まで戻って来ました。☟(*^_^*)
ちょうど、唐代の衣装を身に付けた女の子二人が通りかかったので、撮影!
たぶん、TikTokに動画をアップするつもりなんだと思います。(*^-^*)
【阿熱亜路⑧付近:坎土曼巴扎(カントゥマンバザール)】
昨年の旅行紹介では、「ネットで検索すると、ここは鉄製品を加工販売するバザールみたいです」 としか書けなかったカントゥマンバザール。☟
去年も、手前の銀色の概要紹介看板はありました。
でも、アップで写していなかったため、概要を読むことができなかったんです。(^^;
それを反省し、今回はアップで撮影してきました。(^_^)/☟
【鉄製器具文化】参考として、訳してみます。(*^_^*)
カシュガルの鉄製器具製造業は、千年以上前のカラハン朝時代から既に発達していた。当時、この場所は王宮の「喀日克大門(打靶之门:射的門?)」のすぐ側に位置し、王朝の兵士が頻繁に隊列を組んで訓練に出かけていたため、軍隊の兵器修理工房も、その多くがこの一帯、或いは周辺に建てられていた。それから時を経て、次第に伝統的な民族手工芸ーー鉄製器具製作へと変遷していった。
人々は鉄製器具を作製する師匠を鍛冶職人と呼び、加工作製された鉄鍋・鉄製スプーン・刀剣・長矛等の各種鉄製品は非常に幅広く使用された。鍛冶職人が作りだした鉄製器具の一つ一つは、全て遺棄された鉄から材料を選び、鍛冶職人により炉に入れられ、赤く焼いたものを打ち鍛え、更に焼いて打ち鍛えるという反復作業によって成型された製品である。
この辺りに、カラハン朝の王宮があったんですね。(*^-^*)
【阿熱亜路⑩⑪付近】
それでは、阿熱亜路を老城東側地図の⑩⑪方向へ散策しましょう!\(^o^)/☟
この交差点から奥に進んですぐの両側に☟のような説明看板がありました。
上の左側「阿熱亜路概要」の中国語部分を拡大したものです。☟
この内容は昨年訳しているので、それを参考としてコピーしておきます。(笑)
疏勒国の時代、カシュガル古城は百年に一度も発生することがないほどの大洪水に見舞われた。住民は次々に老城の高台へと押し寄せた。今にも城内が水没しそうになった時、路面に大きな亀裂が入り、洪水は亀裂の中に呑み込まれ、老城は難を逃れ、住民は幸運にも生き残ることができた。人々は亀裂が入った場所を「阿熱亜」、即ち「間に河がある場所」と呼んだ。
上の写真の右側は、「坎土曼巴扎(カントゥマンバザール)の概要」です。
参考に訳してみます。(^^)/
カントゥマンバザールとは鉄製芸術品市のことである。遥か昔、ここではせいぜいカントゥマン(ウィグル族が使用する農具:百度百科より)を加工するしかできなかったことから命名された。
その後、ここで製作される鉄製品はだんだん豊富になり、老城区内の色がまだらに禿げ落ちた玄関の扉についた鉄環から、ロバの蹄に打ち付ける蹄鉄、トラクターのトレーラーまで、ここで製作することができるようになった。
ワークショップの展示室には、客引きのために各種サンプルが並べられ、展示室の裏には数十室もの小さな工房がある。客はここで既製品を買うこともでき、またこの場で加工を頼むこともできる。こうして伝承されて数百年に上るウィグル族の技術を目にすることができる。
☟、交差点から少し東へ進んだ左手。
老城東側地図の⑩辺りに描かれている階段がありました。
でも、特に説明はなく、柵には鍵が・・・・・・。
とはいえ、閉ざされた扉が続くなか、やっと目にした通りの裏(奥?)が見える空間!
階段の上、何があるのかな~?と接近!(*^-^*)
上の写真の階段の上の奥(☟左)、天井が綺麗な建物が見えます。
☝右は、この階段のほぼ真向かいにあった看板です。
参考として、訳してみますね!(*^^*)
「夏木其巷の概要」
「夏木其」とは、ウィグル語で蝋燭の意味。ここには代々蝋燭作りで生計を立てていた住民が住んでいた。カシュガルで使用される蝋燭の大半はここで作られていたため、「夏木其」巷と名付けられた。その後、これら蝋燭作りを行っていた職人たちはみなここを引き払ってしまったが、この路地の名は長く世に知られ、現在もまだその名を留めている。
日本語風に呼ぶなら、「蝋燭小路」?
「夏木其巷の概要」看板のある辺りから、やって来た方向(老城東側地図の⑧方向)を振り返った風景。☟
「夏木其巷の概要」看板から、少しだけ東へ移動。☟
この辺りは、民芸品を扱っているお店が続いていました。
シルクロード要衝の地ということで、「駱駝を引く商人と駱駝の親子」に民芸品を代表して登場してもらいます!\(^o^)/☟
もう少し進むと、木彫りの看板を上げたお店がありました。☟
確かに、お店の両脇には木彫り製品が配置されています。
でも、お店の前や中には、ストールやドライフルーツなど色んなものが並んでいます。
搾りたてのザクロジュースも販売されています。
何でも屋さん???
そのザクロを搾る機械の向こう側に「ウイグル族の木彫り技術」という概要看板がありました。
この概要説明がないと、お店の看板を見ても何が特徴なのか分かりにくい品揃えのお店でした。(笑)
この概要看板は、紹介内容が短く特徴がなかったので、アップを撮らずに素通りしてしまいました。<(_ _)>
上のお店の前を少し過ぎると、向かって左手に、今度は柵に鍵が掛かっていない、上がることが可能な階段を発見!☟
老城東側地図の⑪です。
この上に、去年、散策せずに西安に戻ってしまい、ショックを受けた「空中花園(空中ガーデン)」があります。(^o^)
他にも見損ねた場所は多々ありましたが、「空中花園」という字面・響きに、残念感を煽られました。(笑)
「空中ガーデン」、いったい、どんなものなのでしょう???
【艾格来其巷⑫~⑬】
では、階段を上りましょう!\(^o^)/
☟左、階段を下から見上げた所。
☝右は、階段を上り終えた場所から、下を見下ろした様子です。
けっこう急な階段ですよね。
階段下、正面に見えているのは、「速8酒店(ホテル)」です。
階段を上り切り、突き当りを右に曲がって進むと、迷路のような分かれ道に出くわします。☟
こちら☟は、上の写真右手の路地のアップ。
でも、右には進まず、まずは建物下のトンネルのような道(☟右)の方を探検!(笑)
右側の暗いトンネルを抜け、左に曲がって少し進んだ場所の前景。(☝左:A)
だいたい、⑫と⑬の間くらいです。
上の左の位置から、左側を写したもの。☟
観光案内地図では、この辺に陶器や図案を施したれんがを展示している場所があると紹介しています。
でも、どこの扉も閉まっていて、どれが展示館なのか分かりません。
もう一つ紹介されているものがあるのですが、それは場所を示す矢印の色に塗りつぶされ、字がハッキリ読めません。(^^;
シーズンが始まったばかりなので、まだ運営が開始されていないのか、それとももうやっていないのか、判断できないのが辛いところ。(笑)
上の写真、観光案内地図後方の壁のたぶん右側に、⑬へ戻る路地があったハズ。(^^;
でも、この裏通りがどこへ通じるのか興味があったので、この場所で引き返さず、二つ上の写真左側Aの方向へ歩いてみました。☟
これ☟は、大通りに出た所のアーチです。
ここが老城東側地図の⑫。
目の前には瓢箪がぶら下がり、その下には鳩がいっぱい。
観光案内地図では、「恰薩路」と記されている通りです。
恰薩路のどの辺りかというと・・・・・・。
通りの左側を見てみましょう!(^_^)/☟
正面に小さく見えている銅像は、老城東側地図の⑧にあったもの。
阿熱亜路と恰薩路・喀日克代爾瓦孜路の交差点、⑧のすぐ近くデス!
銅像の向かいには、☟のカントゥマンバザールのモニュメント。
因みに、この☝⑧位置の写真には道路名標識が写っていて、「恰薩路」となっています。
これは余談なのですが、百度地図を見ると・・・・・・。☟
黄色でマーキングしているように、人民東路側から⑧経由、⑱までまとめて「喀日克代爾瓦孜路」。
⑱にあった道路名標識でも、「喀日克代爾瓦孜路」。(笑)
中間だけ「恰薩路」というのも変なのですが、観光案内地図では⑧~⑱一貫して「恰薩路」なので、とりあえず「恰薩路」を採用します。
ついでに言うなら、⑱の右側に延びている通りは、道路標識・観光案内地図ともに、赤字で記載した「闊納代爾瓦扎路」となっています。
☟は、⑫から⑧へ下りる際、左手にあったカントゥマンバザールのモニュメント後方にある建物。
既にお馴染みの塔が見えています。(*^^*)
観光案内地図を見ると、「達瓦孜表演(ダワズショー)」という新疆に伝わる空中綱渡り術の出し物が行われるようです。
でも、少なくとも去年から路上にある観光案内地図なので、今もまだ行われているのか、現地で確認をよろしくお願いします。m(__)m
因みに、4月初旬は、何も行われていませんでした。
【艾格来其巷⑬~⑭】
この後、一気に⑬付近まで戻りました。
ふと右手を見ると、路地からちょうど☟右のような風景が見えました。
この多角形の屋根を持つ建物は、阿熱亜路から急な階段を上がって来た時に見かけたものです。
建物を見上げながら路地の奥まで行き、左折。
その先(☝左)には少し広い空間がありそう。(^o^)
建物に囲まれた空間に出ると、さっきの建物が、足元の扉からバッチリ!☟左
接近!☝右
真下から見上げて撮影。☟
この建物の扉にも鍵が掛かっていました。(T_T)
観光案内地図を見る限り、この建物、もしくはこの建物を含めた周辺が「空中ガーデン」と思われます。
シーズン中だと開放されていて中に入れ、渡り廊下で連結された隣の建物へも移動見学できるのでしょうか?
それを検証できないのがとても残念。(T_T)
でも、この建物を見ることができて、嬉しかったデス!(*^▽^*)
この場所、来た方へ引き返すことなく、東へ抜けることができる路地がありました。
そこを進んで行くと、阿熱亜路へ下りていく階段を発見。☟
☝左側は、歩いて来た路地から撮影。
☝右は、路地から見えていた階段の踊り場まで下りて写した、阿熱亜路の向かいに続いている路地の様子。
こちら☟は、昨年夏に撮影したものです。
阿熱亜路を歩きながら「綺麗なアーチだなぁ~」と眺め素通りしてしまったことを、西安に戻ってから嘆いた階段でした。
リベンジ、OK!!!(*^▽^*)
今年は、去年とは逆で、上から見下ろしただけ。(笑)
更に先に進むと、進行方向右手に、また阿熱亜路へ下りる階段がありました。☟左
それと対になって、もう少し上に上る階段もありました。☝右
階段を上がると、そこには広場が!!!(*^▽^*)
観光案内地図の矢印を見ると、階段を上っている時の右側の壁、☝の写真なら右端に少し写っている建物が、「演芸中心(演芸センター)」。
綺麗にタイルが敷かれている、広々とした空間。
シーズン最盛期なら、ここにも色んなお店が並んで賑わうのでしょうか???
☝の写真、広場と向かいの建物の間には、⑫に続く艾格来其巷が通っています。
上の広場の左手の、艾格来其巷。
迷路のような街並みなので、歩いていてとっても楽しいデス。(*^-^*)
こちら☟は、広場向かいにあった休憩所。
夏場、ここはお茶屋さんになるのかな???
観光案内地図には、この建物の艾格来其巷側(写では右側)に「婚俗展館(結婚に関する風習や風俗の展示館)」があると記載されています。
残念ながら私が前を通りかかった時、ここでも全ての扉が閉まっていて、どの扉の奥が展示館なのか分かりませんでした。(^^;
観光案内地図では、ここから東の艾格来其巷は、特色のある通りを示す「黄色」には塗られていません。
でもカシュガル老城はどこを見ても異国情緒に溢れているので、ところどころ写真を撮りながら進みました。☟
☟左奥の緩やかなカーブを曲がると、闊納代爾瓦扎路へ到着です!☟右
闊納代爾瓦扎路から、出て来た路地を確認。☟
本当に入り口しか見えていないので、闊納代爾瓦扎路から見た様子を昨年夏の写真でフォロー。(^^;☟
こちら☟は、艾格来其巷から出て来た辺り、西側の闊納代爾瓦扎路。
この☝場所から、視線を180度移動させると・・・・・・。
そこは、老城東入り口のすぐ手前でした。☟(*^-^*)
この飾り付け、とっても中国的(新疆っぽくないという意味です)。(笑)
以上、艾格来其巷のご案内でした。(*^^*)
【東⑮⑯奥然喀依巷】
ここからは、闊納代爾瓦扎路の東端から北に延びる奥然喀依巷をご紹介します。(*^-^*)
この通りには綺麗なお茶屋さん、コーヒーショップ、レストラン、民宿が集中。
カシュガル老城東の顔といった雰囲気です。
☟、闊納代爾瓦扎路から老城城壁の側まで下りて来ました。
右手に見えているのが、老城東入り口。
建物の上に、吐曼橋西のたもとにある観覧車がチラっと見えています。
こちら側のご紹介はまた後で。(笑)
今は、城壁に沿っている北へ延びる奥然喀依巷を散策しましょう!\(^o^)/
☟、奥然喀依巷の入り口。
こちら☟は、4月5日(金曜日)、カシュガル到着初日の夜、北京時間22時前、現地時間20時前の夜景です。
老城東入り口の方へ少し坂を下りて、闊納代爾瓦扎路と奥然喀依巷の入り口、観光タワーを撮影。
☟は、昨年夏の写真です。
今回の旅行では、昨年回り損ねた場所を重点に歩いています。
初日、この近くのレストランまで食事に連れて来てくれた知り合いから、「奥然喀依巷を見ていないって?」と不思議がられました。
そう言われ、私も「ここ、来たんだったっけ?」と記憶が混乱。(^^;
しかし、写真が証明してくれました!(笑)
昨年、私がカシュガルに来た時、奥然喀依巷の入り口は写真が印刷された看板で塞がれていたんです。
工事中だったんでしょうか?
さて、写真はまた、4月8日に戻ります。(*^^*)
時刻は北京時間の16時過ぎ、現地時間の14時過ぎです。
この日は砂塵が舞い上がっていたので、快晴だった前日7日の昼下がりのような青空は見えません。
近くにある観光タワーでさえ、ちょっと霞んだ感じです。☟
この通りには、城壁のすぐ側、パラソルの下でお茶を楽しむことができる場所がたくさん。
☝の写真には、茶館やバーが写っています。
そのバーの近くから、入り口を振り返ってみました。☟
視線を戻し、徐々に近づいてくる観光タワーを見ながら、前進再開!☟
レンタカーサービスや、宝石店もあります。
民宿(雅舎)もあります。☟
オレンジ色の手摺りがついた階段、上に何があるのか気になって上ってみました。
この時点では、屋上には何もナシ。(笑)
でも、階段を上がるだけで、見下ろせる景色は変わります。
高いところへ上がるのは、決して無駄足ではない気がします。(*^-^*)
城壁から見た高台民居。☟
吐曼橋や観覧車の下から見えていたのは、この反対側です。(*^-^*)
中国では、ほぼ誰でも知っている「阿凡提(エペンディ)」。
「エペンディ」とはウイグルやカザフ等少数民族の伝承に登場する、機知にたけた人物のこと。
エペンディが彼のロバに乗った姿は、とても有名です。(^^)/
ここはエペンディの名がついた「驛站(宿場)」、観光案内地図にも名前が記されています。
残念ながら、この時は改装中。
エペンディについては、去年のブログ(トルファン初日)で紹介しているので、良かったらこちら☟をどうぞ。(*^-^*)
せいあん!特別編_2018年夏 蘭州・カシュガル・トルファン・敦煌旅行記_7月2日(月):トルファン初日_トルファン北駅・ブドウ農園・葡萄溝・交河故城 - せいあん!
目次がない上、とても長いので、該当箇所を見つけるのが大変だと思います。
目安は、記事の3/4くらいの位置です。(^^;
コーヒーショップですが、表に出してある看板を見ると、珈琲だけでなく、サフランティーや薔薇フレーバーの紅茶、紅棗茶、ミルクティなど、いろんな飲み物が用意されています。☟
もう少し進むと、とても素敵な雰囲気の喫茶店兼民宿がありました。☟
中に経営者らしき方がいらっしゃったので、許可をもらって中の写真を撮らせてもらいました。(*^-^*)
扉前の看板、一番上に「本日空き部屋アリ」とあります。
その下に、フレッシュジュース・ミルクティなど、提供可能な飲み物のメニュー。
民宿の名前が「藍院子(BLUE YARD)」だけあって、青を基調にした内装。☟
きっと、昔からこの場所にあった木。
切り倒さず、天井を突き抜けで共存しているのもステキです。(*^-^*)
この「藍院子(BLUE YARD)」の前から先を見ると、少しカーブしています。☟
カーブの先にあったのは画廊でした。☟
画廊の中の様子。☟
☝☟、ちょっとごちゃごちゃしてますが、絵画がたくさん。
外に出ると、軒下に民芸品が並んでいました。☟
画廊から出て来て、上の写真の階段手前から撮影。☟
観光タワーが目の前!
☝、左手に見えている階段は何でしょう???
答えは、こちら!☟\(^o^)/
周囲の建物とは様式が全く異なる、中華風の楼閣へ上がる階段でした。(^o^)
階段を上って、楼閣の前から眺めた「国際大バザール」の方角。☟
国際大バザール、今回は行っていません。
バザールの様子、よろしければ、こちらをご参照ください。(^^)/☟
せいあん!特別編_2018年夏 蘭州・カシュガル・トルファン・敦煌旅行記_6月30日(土):カシュガル3日目_古城・高台民居・国際大バザール・茶館 - せいあん!
このブログも長い上に、目次がありません。
お手数ですが、一気に半部以上飛ばしてから、該当箇所をお探しください。m(__)m
楼閣の前から、老城北入り口方向を撮影。☟
手前の城壁や建物で、老城北入り口は見えません。
老城北入り口と老城東入り口の間にもう一つある入り口周辺と、その前に広がる公園が見えています。
公園はリニューアル中。
そのため、楼閣の足下から公園へ下りる階段の出口は、扉が閉められていました。
でも、階段を下りる手前には、「この先通行止め」のような親切な案内はありません。
こうしたことは、他の場所でもあり得ること。
工事をしている場所の近くでは、「無駄足になっても、まぁいいか」くらいの心の余裕をもって楽しんでくださいネ。(^^;
そう・・・・・・、私は下まで行って、また上まで戻って来ました。(笑)
ところで、お気づきでしょうか?
この☝写真でも、左端にチニ・バクホテルが写っています。(*^-^*)
☟は、4月5日(金曜日)北京時間21時半前、現地時間の19時半前。
ちょうど日の入り時刻。
楼閣も、老城北門へ続く城壁にも、チニ・バクホテルにも、ライトが灯りました。
観光案内地図には、この位置に「歴史文化中心」との記載があります。
それが楼閣をさしているのか、画廊をさしているのか、確認できませんでした。<(_ _)>
更に、観光案内地図では、この場所から老城東入り口に戻る際、来た道ではなく、一本裏通りを歩くことができるよう表示されています。
でも、2019年4月8日時点では、この裏通りは通行できなくなっていました。
【東⑰阿熱亜路と老城東入り口・Tasty food Plaza】
ここまでずっと歩き続けたので、食事にしましょう!!!\(^o^)/
ご紹介するのは、カシュガル地区博物館でも紹介されていた「缸子肉(ガンズロウ)」です。
食事をしたのは初日4月5日の北京時間20時半過ぎ、現地時間の18時半過ぎ。
この日、機内食がないと勘違いし、朝から空港でSubway1個。
でも、実は機内食があったのでそれも食べ、北京時間16時半前には涼粉と烤包子を4個を完食。
そんな一日の、シメの食事です。(笑)
【⑰缸子肉(ガンズロウ)】
知り合いが、「これはカシュガルの名物料理だから絶対食べた方がいい!」と推していたのが「缸子肉(ガンズロウ)」。
カシュガル地区博物館でも郷土料理として紹介されていました。(*^-^*)
食事した場所は、老城東側地図の⑰にある☟のお店。
お店の名前は「故地家快餐厅」。
ここ、知り合いの行きつけというわけではありません。
エイティガール寺院前広場から解放北路を渡って老城東側に入り、ここまで来る間にもたくさん「缸子肉(ガンズロウ)」を扱っているお店はありました。
ただ、ケバブを焼く煙が店内に入って来て息苦しいとか、カップの中の羊肉の脂身が多過ぎるとか、なかなか知り合いの目にかなう店に出くわさず・・・・・・。
あと一歩で老城から出てしまう場所まで来てしまったのでした。(笑)
食事をするテーブルは2階にあるのですが、料理は階段の両脇で行われています。☟
ここでも、大き目なコップで「缸子肉(ガンズロウ)」を一食分ずつ作っています。
知り合い、それを覗き込み、中の羊肉をチェック。
合格レベルだったのか、妥協したのか???(笑)
できるだけ脂身の少ないものを選んで、2階へ上がり、テラス席に着きました。
これ☟が、4月7日の夕食です。
最初に、ポットでお茶が登場。(*^▽^*)
新疆ではどこでも、料理を注文するとお茶が無料でサービスされるので、水分補給にとても助かります。
ここのお茶は、バラの香りがしました。
そして、メインディッシュ「缸子肉(ガンズロウ)」が登場!
コップは直火に曝された調理器具。
テーブルに届いた直後は、熱くて触るのも危険。
お店の人がコップを傾けて、スープをお皿に注いでくれました。
スープを注ぎ終わった後のコップには、巨大な羊肉と野菜が残っています。☟
脂身しか見えていませんが、表面の脂身の下はほとんど赤身でした。
知り合い、グッジョブ!(笑)
羊肉の他、トマトや玉ねぎ、新疆料理には欠かせない黄色いニンジンも入っています。
スープは適度な塩加減で、思いの外さっぱり味。
香菜の香りも相まって、かなり好みの味付けでした。
ナンと一緒に食べると、「ああ、新疆に来てるんだなぁ」としみじみ。
羊肉も巨大な黄色いニンジンも、とても柔らかくなっていて美味しかったです。
羊肉、脂身以外は完食しました。(^_^)/
ただ、満腹過ぎて、暫くの間動くのが辛かったデス・・・・・・。(^^;
薔薇の花びらがトッピングされたナン。☟
新疆では薔薇を使った食品や飲み物が好まれるんですね。(*^_^*)
もっといろんな種類のナンを食べたかったな~。
因みに、去年の夏、この場所に「故地家快餐厅」はありませんでした。(笑)☟
【老城東入り口周辺】
夕食も終わったので、腹ごなしに老城東門周辺を散策しました。
時刻は4月5日の北京時間21時過ぎ、現地時間の19時過ぎです。☟
桃が咲く老城東入り口。
東入り口を正面から。☟
この灯籠も、とっても漢民族テイスト。(笑)
2月19日が元宵節。
それから2ヶ月くらいなら、春節の飾りつけが残されているのは珍しくありません。
でも、5月も中旬の今は、もう撤去されているかも?
この後、前述の奥然喀依巷を楼閣の下まで行って来ました。
東入り口まで戻って来た時は既に北京時間の22時前(現地時間の20時前)。
灯籠に明かりが灯っていました。(*^-^*)☟
こんな灯籠を見ると、西安の城壁や大雁塔南の不夜城を思い出します。(*^^*)
その灯籠の間から、Tasty food Plazaが見えています。
Tasty food Plazaは、老城東入り口の夜景を見終わってからご紹介しますネ!(^o^)/
闊納代爾瓦扎路を下って来た場所にあったハートの飾り付け、輝いています。☟
老城城壁の足下は駐車場です。
☟は、4月8日(月曜日)、 北京時間23時前、現地時間21時過前の老城東側の城壁。
カシュガル市都市計画展示館や観覧車の夜景見物を終えて、吐曼路を歩いて戻って来たところ。
夜空に、三日月が浮かんでいます。
以下、三日月メインの老城城壁の夜景をどうぞ。(笑)☟
以上、 老城東入り口周辺のご案内でした。(*^▽^*)
【Tasty food Plaza】
ここからは、先ほどもチラッと登場したTasty food Plazaをご紹介します。☟(*^-^*)☟
この☝写真は、4月5日(金曜日)、北京時間21時過ぎ、現地時間の19時過ぎ、奥然喀依巷から撮影したものです。
この広場、昨年夏にはまだ存在していませんでした。
知人の話だと、政府の鳴り物入りで24時間ぶっ通しの突貫工事を行い、工期内に仕上げたんだそうです。
それを裏付けるニュースを見つけたので、ちょっとご紹介しますネ。(*^^*)
こちら☟をご覧ください。
2018年10月14日付けのニュースです。
Tasty food Plazaに関する一部(黄色部分)だけ、訳してみます。
【カシュガル古城美食(Tasty food Plaza)、順調に竣工】
カシュガル古城Tasty food Plazaは、2018年9月8日に定礎式を行い着工し、9月28日の竣工使用まで、僅か20日しか必要とせず、新時代の「カシュガルスピード」を十分に見せつけた。
建設面積7,000平方メートル、合計143の飲食ブースを備え、2,000人余りの来客が同時に食事とショーを鑑賞することができる。
私が昨年夏、カシュガルを訪れたのが6月28日~7月1日。
その時には、影も形もありませんでした。
それから2か月後に工事が開始され、たった20日で完成?
「それってどんな建築物なの?」と、気になりませんか?(笑)
ということで、20日間で作り上げられたTasty food Plazaの中、入ってみましょう!\(^o^)/
こちら☟は、4月8日(月曜日)、北京時間23時前、現地時間の21時前のTasty food Plaza正面。
現地時間ですら既に21時前なので、Tasty food Plazaの中は閑散としていました。☟
奥の方、暗くなっている所は食事をしながらショーを見ることができるスペースです。☟
ショーを見るために暗くしてあるのか、閉店時間間近で照明電源を落としたのか、それは謎。(^^;
手前のフードコートで買った料理は、すぐ側にある席で食べられます。☟
なんとなく、体育館を貸切って飲食フェアをやっているような雰囲気。
少しでも風が吹くと、路面の砂塵が舞い上がるカシュガル。
体育館の中と思うと異国情緒は乏しいですが、衛生面では高評価かも?
では、奥の暗くなっている方へ行ってみましょう!\(^o^)/☟
手前の明るい部分は方形、後方の暗くなっている部分は円形の構造なので、ここはブースが弧を描いて並んでいます。
看板の文字に露出を合わせたので、周囲が必要以上に暗くなっています。
実際は、もう少し明るいんですヨ。(笑)
写真にはNo.3とNo.4ブースが写っています。
看板のメニューは、烤包子・各種ナン・羊鶏牛の3種類のポロ。
舞台では、新疆の民族舞踏を上演中。☟
この時間(北京時間23時)になっても、ショーがあるんですね。
吾斯塘博依路にある「買閣来大劇院」(老城西側地図⑩)のショーは、北京時間の21時頃から始まって、22時半には終了しました。
テーブルについているお客さんは多少いるけれど、舞台を見ているのかどうか?
大勢で賑やかに踊っているならともかく、一人だとちょっと心が折れそう。
そんな中、無心に民族舞踊を踊り続け、シルクロード気分を味合わせてくださって、ありがとうございました!(*^-^*)
で、こちら☟が、舞台横辺りから明かりのついている方を写したものです。
この時間だから当然なんですが、お客さん、少ないでしょう?
このTasty food Plazaを訪れるなら、もう少し早い時間をおススメします。(*^-^*)
余談ですが、この日4月8日は3万2千歩も歩きました!(^_^)/
前日の7日も3万歩近く歩いていたので、少々食べ過ぎても体はスッキリ引き締まった感じ!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
ところが・・・・・・、西安に戻って通常生活に復帰すると、運動量激減、強烈なリバウンドが待っていました。(T_T)
【東⑱⑲闊納代爾瓦扎路・恰薩路・欧爾達西克路】
この辺り、近くに小学校があったり、政府のサービスセンターがあったりと、他の場所より民族色が薄く感じます。
でも、老城東の入り口への行き返りでは、ここを何度も通りました。
のけ者にするのはかわいそう。(笑)
なので、簡単にご紹介しておきたいと思います。(*^-^*)
【闊納代爾瓦扎路・恰薩路・欧爾達西克路の十字路⑱】
4月8日(月曜日)、北京時間17時頃、現地時間の15時頃。
奥然喀依巷の散策を済ませ、一度ホテルへ戻るため、 老城の東入り口方向から闊納代爾瓦扎路の坂を上って、⑱の十字路にまで戻って来ました。☟
正面に白い壁の建物が見えます。
薄曇りの空の下では、パッとしませんが・・・・・・。
上の建物、真夏の日差しを受けると、こんなに綺麗!☟
☝は去年、6月30日、北京時間14時頃、現地時間12頃に撮影したものです。(*^-^*)
☟、白い建物の手前を、奥に延びているのは欧爾達西克路。
左手の建物が途切れた辺りに、小学校があります。
小学校を過ぎると、欧爾達西克路は左にカーブ。
そのまま直進すると、エイティガール寺院が正面に見える解放北路前のゲートに到着します。(^_^)/
こちら☟、上の写真の右側に写っている建物。
布屋さんでしょうか?
この建物のお店は営業していました。(*^^*)
さてさて、ゆるい坂を上って来た闊納代爾瓦扎路方向に、視線を向けてみましょう!☟(*^-^*)
この十字路にもモニュメントがあるので、アップ!☟
楽器を演奏している三人の男性。
その横で、椅子に腰かけ語り合っている、ウィグル族のご老人三人。(*^-^*)
恰薩路を挟んで、上の写真の広場の向かいにある「喀什市恰薩街道社区衛生服務中心」。☟
昨年夏は、この建物の入り口に赤い横断幕「预防接种守护生命(予防接種で命を守ろう)」が掛かっていました。
この政府機関の建物の前の道は、老城東側地図の⑫⑧へと続きます。
「喀日克代爾瓦孜路」なのか「恰薩路」なのか、地図や標識で名称が混乱している「あの」通りです。(笑)
この交差点、4月8日の北京時間23時半前、現地時間21時半前、Tasty food Plazaの帰りに通りかかると、人だかりが!☟
何の集まり何だろうと横目に見ながら、写真の手前、老城東側地図の⑲の方へ立ち去りました。
【恰薩路⑲「薩吉耶(SAJIYE)経文学校」跡地】
前述の十字路のすぐ側なので、日時は同じく4月8日(月曜日)、北京時間17時頃、現地時間の15時頃。☟
扉手前に設置された概要については、昨年のブログ☟でご紹介しています。
せいあん!特別編_2018年夏 蘭州・カシュガル・トルファン・敦煌旅行記_7月1日(日):カシュガル4日目_民俗展示館・古城・カシュガル駅→トルファン移動 - せいあん!
今回は、わりと最初の方に登場します。
内容は多くないのですが、よろしければご覧ください。(*^-^*)
【西②①チニ・バクホテル~カシュガル空港:タクシー配車アプリ使用】
ついに、カシュガルを去る時がやって来ました。(T_T)
4月9日(火曜日)、北京時間13時、現地時間の11時、チニ・バクホテルをチェックアウト。
チェックイン時に伝えられたように、電子マネーで払ったディポジットは現金で返却されました。
出来れば、支払いも返金も電子マネー対応がありがたいのですが、ムリなものはしかたありません。(^^;
この時受け取った現金300元、未だに使うことなく手元にあります。
財布を持ち歩かないので、現金は部屋に放置されたままなのです。(笑)
さて、どうやって空港まで移動しよう?
本当は来た時と同じく、市内観光用バスを利用したかったんです。
だって、2元なんですモン。(笑)
市内に来る時は、バス停が解放北路のホテル側にあったので、地下道を通る必要がなく便利でした。
でも、帰りは逆。
前日、地下道を通らず解放北路を渡るポイントを探してみましたが、徒歩で到達できる範囲には発見できず。
重いトランクを引っ張り、これまた重いナンと烤包子が詰まったトートバッグを肩に引っ掛けて、地下道の階段を上がり下りするのは避けたい・・・・・・。(^^;
そこで、チェックアウトの際、タクシーで空港に行くにはどれくらいかかるか、フロントの女性に尋ねてみました。
彼女の話では、「以前は25元くらいだったけれど、値上がりしたのでよく分からない。40元くらいじゃないか」とのこと。
40元~~~???
驚きましたが、致し方ありません。
この時ふと思い出したのが、頻繁に見ていた「百度百科」。
その画面を開くたびに、連動している「滴滴出行」というタクシー配車アプリが、「使えますよ~」と存在をアピールしていたんです。(笑)
でも、そもそもタクシー利用など念頭にない私。
その時はまともに見ていなかったのですが・・・・・・。
珍しく使ってみようかな?という気になりました。
因みにこのサービス、乗車地点の詳細確認を、運転手さんと電話で行わなければなりません。
それが面倒で、私は過去1度しか使ったことがありませんでした。
「今すぐ呼ぶ」で注文を済ませ、ドキドキしながら、スマホ画面を凝視。
私の注文を受けた車が、解放南路→解放北路、鋭角ターンして色満路へ移動してくるのを目で追っていたら・・・・・・。
有名なホテル前だったせいか、電話なしで迎えが到着。
後は、システムが示す最短経路で空港へ!☟
注文の段階で予想金額が提示されています。
ほぼその通りの19.2元!(1元=16円換算で、約310円)
金額の明細は、走行距離・時間・一定距離オーバー以降の1キロ当たりの費用で構成されています。
思いの外、便利でお得でした。(*^-^*)
【西①カシュガル空港(出発)】
順調にターミナル入り口まで到着しました。\(~o~)/
ちょうど、☟の写真で薄い緑色のタクシーが停車している辺りで下車しました。
ここで、カシュガル到着時、バス出発ギリギリで飛び乗ったため、空港の写真を撮っていなかったことを思い出しました。
もう来ることもないだろうし、仮に機会があったとして、今とは全然変わっているハズ。
今日の姿は、今日しか写せない!
そこで、ついさっきタクシーに乗って通過した場所まで、トランクを引っ張って戻って来ました。
最初から、ここで降ろしてもらえばよかった~。(笑)
それでも、まだターミナルに近すぎて、「喀什」という漢字もウィグル文字も、半分屋根に隠れたまま。(^^;
でも、これ以上遠ざかろうとすると、駐車場出入口のゲートまで行ってしまいます。
仕方ありません、これで満足します。(笑)
上の写真のターミナルは、出発専用。
到着ターミナルは、左手にチラッと見えている、こじんまりした建物です。
今度はターミナルに入るべく、接近。☟
新疆なので、ターミナルに入る際にも、トランク・手荷物と人間の安全検査があります。
ここで、順番が来てトランク・リュック・トートバックをコンベアに載せ、私自身もX線チェックを受けて、チェックインカウンターへ行こうとしたら・・・・・・。
トランクの短辺を立てて通過させたため、「中の画像が見えない、倒してやり直し!」との命令が。(T_T)
リュックとトートバッグは地べたにドサッと置かれ、かなりショック。
もう一度並び直し順番待ちをしていると、他の人は立てたままでOKが出ているではありませんか!
なんて、理不尽!!!
こちら☟、再チェックでOKが出て、やっと入って来たターミナル内の様子です。
中国の身分証明書があれば、自動チェックイン機が使えます。☟
でも、パスポートは・・・・・・、カシュガルでは非対応。
直接、カウンターへ向かいました。
トランクを預け、安全検査へ。☟
ここ☝を入ったところで、搭乗券にハンを押してもらい、左手の手荷物・身体検査へ。
安全検査のコンベア前で、荷物を入れる大きなプラスチックケース以外に、カラフルで小さなケースを見掛けました。
私、てっきりスマホや充電器などの小物を入れるケースだと思ったんです。
ところがそれ、脱いだ靴を入れるものでした。(゚Д゚;)
慌てて、スマホやパスポートを取り出したのは言うまでもありません。
去年夏、コルラ空港でも裸足でボディチェックを受けました。
でも、コルラでは検査機のすぐ手前で靴を脱ぎ、検査機を潜ったすぐ内側にボディチエック用のお立ち台があって、それが済むと靴を履けました。
それらの場所を、少なくとも私が見ている間、検査員が土足で歩くことはなかったんです。
しかし、カシュガルでは長いコンベアの手前で、各自靴を脱いで籠に入れます。
そこからコンベアに沿って裸足で歩かされ、ボディチェックを受けます。
検査を終えて出て来た靴を履位置は、人に寄ってマチマチ。
土足と裸足が入り乱れます。
更に、検査員が土足で歩き回っていて、とても不愉快!!!
中国の他省では、冬場、ブーツを履いていると、かなりの確率でブーツを脱がされます。
でも、スリッパに履き替え、ブーツが再検査を受けて出てくるのを座って待つだけ。
座って待つだけでも、スリッパの用意があるのに・・・・・・。
カシュガルでは全員靴を脱ぐため、いちいちスリッパを渡すのは不便かも知れません。
でも、それならせめて床にカーペットとか敷いて、土足厳禁エリアを確保して欲しい!!!
土足で踏んだ場所を裸足で歩いて、そのまま靴を履くなんて、イヤ~~~!!!
なんて、私が神経質なだけで、大半の旅行客はそんなこと気にしていないのかも知れません。(T_T)
やっと靴を履いて受け取ったリュックは、こんな状態でした。ドロドロ。☟(T_T)
前側も同様です。
この汚れ方、新疆のローカル駅の荷物検査なみかと・・・・・・。
安全検査を終えると、エレベーターで2階に上がります。☟
3番搭乗口からボーディングブリッジへ移動するのですが、2階に上がってみると既に搭乗口に人だかりが???☟
この時、まだ北京時間の14時05分。
搭乗券に印字された搭乗開始時刻は14時20分。
随分早い、搭乗開始です。
とりあえず搭乗待合ロビーの様子を写して、お手洗いに行って・・・・・・。☟
列に並びました。☟
これで、カシュガルとお別れ・・・・・・。(T_T)
少し前まで腹を立てていたのですが、これで最後と思うと苛立ちは消え、寂しさが込み上げて来ました。(T_T)(T_T)(T_T)
こうして、早々に乗り込んだのですが・・・・・・。
航空管制のため、滑走路に入る順番がなかなか回って来ず、ボーディングブリッジの側で待機。
結局、北京時間14時50分出発の予定が、北京時間15時30分まで遅れました。(^^;
西安到着は19時24分。☟
しばらく滑走して、飛行機を下りる頃にはもう真っ暗。
この時季の西安の日の入りは19時10分くらいでした。
定刻の18時55分着だったら、まだ薄明るかったのに。
それからリムジンバスに乗り、大唐西市城まで戻った時には21時半を回っていました。
ここ☟でも、三日月がいい位置に下りて来ていたので、旅の締めくくりに撮影。(*^-^*)
☝の建物は歴史的建造物ではなく、ただのホテル。
なのですが、このホテルとその左右にある駱駝に乗る飛天と楽隊のモニュメントを見ると、戻って来たな~と実感できるんです。
「帰りました、西安!」(*^-^*)
💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛💛
2019年4月カシュガル旅行のご紹介も、なんとか最終回を迎えました。(*^-^*)
今回で5回目。
既に、カシュガルから戻ってか1か月以上経過・・・・・・。
いつも時間がかかってしまいます。(^^;
でも、その分、私個人としては、今日やっとカシュガルから戻って来たような、1か月以上旅行していたような、お得な気分を味わっています。(笑)
どこの地域でも、変化が非常に速い中国。
「一帯一路」が提唱され、内陸の国々との連携強化もあり、カシュガルの発展も一層加速していくんだろうと思います。
もし、また訪れることができるなら、その変化を楽しみにしたいと思います。
もうチャンスがなかったとしても・・・・・・。
今は便利な世の中。
知人が突然エイティガール寺院前広場や、老城の路地の写真をWeChatで送ってくれるので、遠いカシュガルの様子も身近に感じられます。
大好きなカシュガル。
これからも、注目していきたいと思います。
今回、2万字を少し超えました。(^^;
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
2019年4月のカシュガル旅行ブログ、以上で終了です。m(__)m